ツマとムスメとウツボク

いきるってたいへん。でも、すばらしい。

うつかな…?と思ったら

こころに重荷を感じ、体調を崩す人は、年々増えている。

 

これには、色々な原因があると思う。

 

生活や仕事でのストレス、

もともとの性格によるもの、

ショッキングな出来事、

 

などなど、本当に様々だ。

 

これらが複雑に絡まりあっている場合もあるだろう。

実際、そういうケースが多いのかもしれない。

 

「こうした方がいい」

 

という、誰にでも当てはまる具体的な対策はないだろう。

というのは、上に書いた通り、体調を崩す理由は千差万別だからだ。

 

でも、ある程度、推奨されている「向き合い方」はある。

 

いろいろとサイトを見ているが、

以下のサイトは比較的見やすく、情報もよくまとまっているように思うので、

まずは、ちょっと覗いてみてもいいかもしれない。

https://utsu.ne.jp/

 

あくまで、自分の経験からになるが、

下記に、ボクが感じていることを少し書かせてもらいたい。

 

①まずは病院へ

もちろん、絶対ではない。

病院に対して、特に、

「心療内科」や「メンタルクリニック」

について抵抗がある、そんな人は少なくないだろう。

 

ボクも、一番最初に病院に行った時は、相当な勇気と覚悟が必要だった。

 

今は、色々な治療法があるし、結論としては、

自分にフィットした治療法や向き合い方が見つかればベストだろう。

 

ただ、入り口として「病院に行ってみる」というのは、

ひとつの選択肢だと、ボクは思う。

 

転居等も含めて、ボクが今通っているクリニックは、4つ目だ。

 

今に至るまでも、

 

カウンセリング、整体、鍼、などなど、

 

自分が気持ちが向くものは、色々と試してみた。

迷いながら、時間をかけて。

 

結果的には、どれも効果があったと思う。

 

それは、「症状が軽減した」ということも含まれるが、

 

「いろんな角度から自分を見れるようになった」

 

ということが大きいかもしれない。

 

ボクのように、

うつ病だか、自律神経失調症だか分からないが、

長期化する人もいる。

 

一方で、

病院に行き、適切な治療を受け、長い時間をかけず、

回復してしまう人もいる。

 

それは、先程も書いたように、

「その人が体調を崩した理由」によって、

大きく変わるからだと、ボクは考えている。

 

自分がどうして体調が崩れたか、

それを客観的に見てもらう意味でも、

 

「まずは病院に行く」

 

ということが入り口でもいいのかな、と思う。

 

②診察時に

これは、自分の経験から感じること。

 

心療内科やメンタルクリニック、

その他の治療法もそうだと思うが、

外科や内科と違って、ドクターや施術者が我々を

 

「診察する情報」

 

が、圧倒的に少ない。

 

採血をしたり、レントゲンをとったり、

他の病気や疾病で診察する方法は、ほとんど当てはまらないことが多い。

 

いわゆる「問診」が、ベースなのだ。

 

となると、

「いかに自分の状態を相手にわかりやすく伝えるか」

が重要になってくる。

 

それをベースに、ドクターや施術者は、治療方針や投薬を決めていくからだ。

 

じっくり話を聴いてくれるドクターや施術者もいれば、

残念ながら、そうではない人もいる。

 

また、自分が、話をするのが苦手という人もいるだろう。

 

そんな時は、自分の状態を紙に箇条書きにして、

そのメモを、ドクターや施術者に渡してみるのもひとつだ。

 

・今、どんな状態なのか?

・どんな風につらいのか?

・どんな時につらくなるのか?

 

などなど、

思いつくこと、ドクターや施術者に伝えたいことを、

書き出してみる。

 

手の込んだものでなく、簡単なものでいいだろう。

ほんとにメモ程度。

 

診察は、

「問診にこちらが答える」

スタイルが通常だと思うが、

 

ドクターや施術者の質問以外にも、

伝えておきたいことが出て来る可能性もある。

 

ひとりあたりの診察時間も限られているので、

カウンセリングではない限り、

そんなにじっくり話を聴けるドクターはおそらく多くない。

 

だからこそ、メモは効果的ではないかとボクは考えている。

たぶん、受け取ってくれないドクターはいないだろう。

 

さいごに

もちろん、色んな病院、ドクターがいる。

 

でも、自分に合うかどうかは、

やはり行ってみて、実際に診察を受けてみないと分からないのだ。

 

体調が優れない状態で、病院を探したり、調べるのは、

なかなかしんどい。

 

もし、家族に手伝ってもらえるならば、それがいいと思う。

 

評判の良い病院や先生を知っている知人がいるならば、

まずはその病院に行ってみるのもいいだろう。

 

そうでなくとも、

とりあえず、自宅から一番近い心療内科やクリニックに行ってみる。

これもひとつだ。

 

合わなければ、違う病院を、

もしくは、違う治療法を探せばいい。

 

「Aさんには、あの治療法がフィットしたけど、Bさんにはフィットしない」

 

なんてことは、たくさんあるのだ。

もちろん逆も。

 

ボクが一番大切だなと思うのは、

 

「それに自分のこころが向くかどうか」

 

ということだ。

 

「この先生に診てもらいたい」

「この治療法を試してみたい」

 

そんな思いが湧いてきたら、ぜひ、試してみたらいいと思う。

 

治療に正解はない。

 

こんなことをエラそうに書いているボクも、

もちろん、まだまだ道半ばなのだ。

 

もしかしたら、時間がかかるかもしれない。

 

 でもきっと、

あなたに合ったドクターや施術者、治療法が見つかる。

 

そして、体調不良との「向き合い方」も見つかる。

 

それまでの道のりは、我慢、辛抱、忍耐を強いられるだろう。

でも、そのプロセスで学べることは、何にも代え難い。

間違いなく、それでしか学べないことだ。

 

それは、きっとあなたの人生をもっと豊かにしてくれる。

ボクはそう信じている。

 

一緒に歩こう。

あなたは独りではない。