漢字ばかり並んでコムズカシイ…。
もしかしたら、名前は聞いた事があるかもしれない。
もちろん、現在、利用している人もいるだろう。
ボクも、数年前から、この制度を利用させてもらっている。
どんな制度かについては、
一応、厚生労働省のページを掲載させてもらうが、
ボクの経験を交えながら紹介できたらと思う。
①どんな制度?
もし、心療内科等に通っているならば、もちろん、診察代が毎回かかる。
そして、薬も処方されれば、もちろん薬代も。
経験がある人は分かるかもしれないが、これが、毎回けっこうかかるのだ。
ボクは、家から離れた場所のクリニックに通っている為、
それらに加えて電車賃もかかってくる。
そういった出費が、2週間に一度、もしくは1か月に一度。
これはなかなかにキツイ。
ましてや、休職中や、仕事をするのが難しい状態ならば、
本当にキツイ出費だ。
そんな状態を回避する為に、国はきちんと制度を整えてくれている。
それが「自立支援医療制度」だ。
ザックリというと、診察代や、薬代を、
国が一部もしくは全額負担してくれる仕組みになっている。
これは本当にありがたい制度だ。
もし、この制度について知らなかった人は、今からでも遅くない。
気が向いたら、手続きを検討してみるといいかもしれない。
実際、今現在、ボクは診察代、薬代、ともに全額負担してもらっている。
かかっているのは電車賃だけだ。
次項で、どのようにして自立支援医療制度を利用するのか説明したい。
②どこへ申請に?
これは、あなたが住んでいる市区町村の役所になる。
市区町村によって名称の違いがあるとは思うが、
役所には、だいたい「障害福祉課」みたいなものが必ずあるはずだ。
もし分からなければ、役所の案内で、
「自立支援医療制度の利用を考えているのですが…」
と尋ねてもらえば、どこに行けばいいか快く教えてくれるだろう。
③どうやって申請する?
これは、各市区町村の障害福祉課によって、多少違いがあるかもしれない。
一番はシンプルに、窓口で
「自立支援医療制度の利用を検討しているのですが…」
と相談すれば、職員さんが利用方法について、丁寧に説明してくれる。はず。
あとは、職員さん説明通りに、一緒に手続きをすすめていけば大丈夫。
④負担額はどう決まる?
これは、申請者の収入によって異なる。
負担額の段階があり、収入に応じて負担額が決定される。
これは、きちんとした指標があるので、
詳しくは窓口の職員さんに、聞いてみるといいかもしれない。
簡単に言うと、
ある程度、収入がある人への国からの負担は少量だし、
収入が少ない人への国からの負担は、その分多くなる仕組みだ。
一部負担になるのか、全額負担になるのか、
それは、申請者の現在の収入状況によって異なるので、
窓口の職員さんの話をよく聞いてみるといいと思う。
さいごに
以上、ザックリとだが、自立医療支援制度についてお話させてもらった。
あくまで、ボクの実体験によるものなので、違いが出てくるとは思うが、
ポイントは、
わからないことはどんどん役所の窓口の職員さん質問してみる
ことだと思う。
おそらく、みなさん丁寧に教えてくれるはずだ。
我が家は、結婚当初、ツマがこの制度を調べ、紹介してくれた。
この制度の恩恵をどれだけ受けてきているか…。
自分のコンディションが良くない時は、申請に行くのもしんどいと思うので、
無理なく、ぼちぼちと、行けそうな時に。
みなさんの毎日の生活が、少しでも心穏やかになるよう、
心から願っている。