ボクには残念な性癖がいくつかある。
そのひとつが、
「スネる」
ことだ。
おそらく、小学生の頃から安定してスネ続けている。
今のところ、夫婦関係が成立しているのは、
ツマがボクのスネちゃまを適当にあしらってくれているのが大きい。
と、勝手に思っている。
多いと週に2~3回、
最低でも月に2~3回はスネている。
我ながら、めんどくさいヤツだ。
ツマにボクの「スネ」について記事を書かせたら、
たっぷり2000字はいくだろう。
最も被害を受けている女性である。
結婚して来月で5年になるが、
ツマとは今まで一度もケンカをしたことがない。
自慢でも何でもなく、
ケンカになる前にボクがスネるので、
ケンカにならないだけの話だ。
いや、ケンカにならないようにツマが舵取りをしてくれている。
ツマもこのブログを読んでいるからそう書いておく。
ボクは昔から争いを好まない。
自分の気持ち、特に負の感情や怒りを発散させるのが苦手だ。
ひとりで抱え込むか、スネる。
夫婦生活の中で、意見の相違や、すれ違いはもちろん沢山ある。
ムスメたちが産まれてから、
特に調整が必要になってきていると感じる。
文句や怒りを表現出来ずにスネるボクを、ツマはもう熟知しているので、
しばらく放っておかれ、後からそっとフォローを入れてくれる。
ボクがツマから「夫」ではなく「長男」と呼ばれる理由はここにある。
書いているうちに、この記事の着地点がよくわからなくなってきたが、
何が言いたいかというと、
スネると、そこで「対話」がストップしてしまうのだ。
もちろん、「怒り」もそうだろう。
人間なので、それをコントロールするのは非常に難しいことだが、
円滑な人間関係を育むには「対話」は非常に重要だと感じる。
対話をする事は、
相手に敬意を表すことであり、
相手に関心を示すことであり、
相手を理解しようとすることだ。
家から一歩外に出れば、色々な個性を持った人達がいる。
その個性が集まって、何かひとつの目的や目標に向かうとき、
「対話」がなければ前に進まない。
スネちゃまばかりが集まったら、もうカオスだ。
対話とは、相手と心を通わせること。
時間と労力がかかることもあるし、
時に難しいこともある。
でも、あきらめずに続けたい。
何回スネようとも。
今朝、食事をしながら、ムスメたちとの向き合い方について、
ツマと話していて、そんな事を考えていた。
「よく、こどもをおしおき部屋に連れていくってあるけど、(あなたは)勝手にスネて引きこもるから、『空間を別にする』って意味ではおんなじだね。アハハハハ!」
朝から、なかなかのボディーブローをいただいた。
今日も、「ウツボク」に来てくれてありがとうございます。
そこがボクのかわいいところでもあるんですけどね。
はあ?(ツマ)