ツマとムスメとウツボク

いきるってたいへん。でも、すばらしい。

「結婚記念日」とボク

今夜は、なんだかしっとりとした気分です。

雨が降っていたからかな。

 

東京は、久しぶりに降りましたね。

一昨日、昨日、今日と三連チャン。

 

流石に、我が家のお洗濯ルーティーンがマヒを起こしました。

生乾きのパーカーを羽織りながら、これを書いています。

明日は晴れるといいなあ。

 

タイトルにある通り、実は、今日はツマとボクの結婚記念日でした。

あ、すいませんすいません。ありがとうございます。

ワタクシ事で恐縮です。

 

5年という歳月はアッという間だな、という感想です。

しかしまあ、ボクたちなりに密度が濃かったなあと。

わずか5年を振り返ってみています。

 

世の中には、ひとりひとりに色んな生き方、生き様があります。

 

結婚はせず、ひとりで生きている人。

結婚はしないけど、ふたりで生きている人たち。

結婚したけど、夫婦関係がなかなかムズカシイ人たち。

離婚を経験した人たち。

ひとり親として育児をしている人。

同性婚をしてふたりで生きている人たち。

 

どんな生き方や生き様が「しあわせ」か「ふしあわせ」か、

そんなことは決められないとボクは思います。

 

そこには、色んな背景があり、色んな理由があるから。

そして、ひとりひとりが、きっとその中で、日々を懸命に生きているから。

 

結婚はしあわせです。

こどもがいてくれることも、本当にしあわせ。

 

でも、なんていうか「これがしあわせな生き方」みたいな風潮は、

それに当てはまらない人たちが「しあわせじゃない」みたいで、

ボクはちょっとした違和感とさびしさみたいなものを感じています。

 

いつも、金子みすゞさんの言葉に帰ってくるんですけどね。

「みんなちがって、みんないい」だと思います。

ほんとうに。

 

その中で、ボクは「結婚する」という選択をしました。

そして、ムスメとコムスメを迎え入れるという経験をしています。

 

運命とかそういうものは信じない人もいるかもしれないけど、

たぶん、ボクは結婚しないと生きていけなかったんだと思う。

 

ツマの存在の大きさとありがたさは、日を追うごとに増しています。

この女性なしには、ボクは生きていけなかったのでしょう。

 

とりあえず、5年もボクのそばにいてくれたツマに、

心からの「ありがとう」を。

 

一日でも長く、いっしょにいたいものです。

 

色んな人生があって、色んな生き方があって。

「それぞれ」なんだけど、でもみんな同じように「人生」を生きているんだ。

そういう意味では、生けるすべての人は、みんな「なかま」だと思いたいな、ボクは。

 

結婚記念日の夜に、そんなことを考えていました。

みんなが、しあわせでありますように。

 

今日も、「ウツボク」に来てくれてありがとうございます。

 

「もう、きーみいーがい、あいせないー」って歌があったな。

 

このみちをゆこうよ―金子みすゞ童謡集

このみちをゆこうよ―金子みすゞ童謡集