「家族」
と、
「家庭」
の違いは何だろうか?
今朝、ツマとそんな話をしていた。
なんとなく、違いは分かる気がするが、
気になったので国語辞典で調べてみた。
【家庭】
一つの家に生活する家族の集まり。また、その場所。
夫婦・親子などで構成される。
【家族】
夫婦・親子・兄弟など、血縁・婚姻関係で構成された人々の集まり。
まあこれは、あくまで「国語辞典」の定義であって、
その人が「家族」と思えば家族だし、「家庭」と思えば「家庭」である。
と、ボクは思う。
ツマとボクの好きなことばのひとつに、
「家庭は嵐の避け所」
というものがある。
今日は、もうまさに字の如く「嵐」から身を守るべく、
家の中に家族でひしめき合っている。
そんなことから、今朝、ツマと家庭や家族について話をしたのだった。
現代は、様々な家族や家庭のかたち、在り方がある。
ひとり暮らし、
夫婦、
母子家庭、
父子家庭、
その他いろいろ、
千差万別、十人十色に、生き方があるのだ。
世の中は、常に進化し続け、
新しいものが次々と生み出されていく。
それらには、人々の暮らしを快適にし、
生活の質を向上してくれるものが沢山あるが、
その反面、我々にとって「嵐」となり得るものもある。
あの国民的スターは別だけども。
どんなものが、自分や家族、そして家庭の「嵐」となり得るだろうか。
これもまた、人によって、家族によって、家庭によって様々だろう。
昨今、色んな事が複雑化しており、
様々な難しいことが起きている。
残念ながら、「嵐の避け所」である家庭の中が、
最も酷い「嵐」になっているケースもある。
日々のニュースを見ていると、
そう思わざる得ない出来事が、あまりに多い。
「ひどい親だ…」
「信じられない…」
ニュースを見てそう思う人がほとんどだろう。
もちろん、被害にあったこどもの事を考えると、同情の余地はない。
然るべき処罰を受けて、更生してほしいと願う。
そういうニュースを見ると、
ボクも例外なく、憤るし、哀しくなる。
でも同時に、
「この人たちも、かなしい、さびしい思いをしてきたのかもな…」
とも思うのだ。
特に、今、家庭に幼いこどもが二人いるので、
それくらいの年齢のこどもと暮らしている親の気持ちは、
少なからずだが、理解出来る気がする。
「こんなに短気だったっけ…」
と、自分でも驚くくらい導火線が短くなっているのを感じるし、
かわいくて、かわいくて仕方ない反面、
想像以上の忍耐を強いられる。
自分がどんな家庭で、どんな家族と過ごしてきたかによって、
その人の生き方、おそらく、人生は変わる。
こんなことをつらつらと書いているが、
自分に今、何が出来るかはよく分からない。
ただ、
きれいごとだが、
ひとりで暮らしている人、
夫婦で暮らしている人、
母子家庭で暮らしている人、
父子家庭で暮らしている人、
他にも、いろんなかたちで生きている人、
みんなが、それぞれに、しあわせであってほしいなと願っている。
本当にそう願っている。
どんな家庭に、どんな家族の元に産まれてくるか、
それは自分では選べない。
だからこそ、みんながしあわせであってほしい。
生きていると、様々な嵐に見舞われるが、
それが家庭であっても、
そうでなくても、
嵐をしのげる場所、
嵐をしのげる人、
すべての人に、そんなところがあればいいな。
そう願っている。
今日も、「ウツボク」に来てくれてありがとうございます。
今、ボクの携帯も避難警報が鳴りました。
みなさま、どうか、ご無事でありますように。

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