ツマとムスメとウツボク

いきるってたいへん。でも、すばらしい。

直観とボク

「直観」を頼りにするタイプだ。

 

といいつつも、「考えること」が趣味だったりもする。

ただただ、ぼーっと考える。

 

それが好きなのだ。

 

何かを判断したり、決める時、

やはり、よくよく慎重に考える。

 

考えて、考えて、考えて、

 

しかし結局、最終的に「直観」に頼ることが多い。

 

ひとつは、あまりにも考える事が多すぎるのもある。

生きていくことは、複雑なことばかりだ。

 

だいたいの人は、毎日、悩み、考えながら生きているのではないだろうか。

 

また、情報や選択肢が増えている事も、悩む理由のひとつだ。

 

いつも、グルグルと色んなことを考え、

あーでもない、こーでもないと言っているボクを横目に、

 

ツマはスパッと物事を決めることが多い。


基本的に物事を深く考えていない

シンプルに物事を考えることが出来るようだ。

 

もはや、直観のみで生きているのではないかと思う時もある。

 

このツマの「直観」が結構、いいのだ。

ボクら家族は、ツマの直観に、これまでたくさん救われてきたし、

道を拓いてきてくれた。

 

それが分かってから、ボクは自分の事でも、家族の事でも、

何か、重要な決定を下す時は、だいたい、ツマの直観にアドバイスを求める。

 

「どう?なんかキテる?」

 

「いや、今回はまだ」

 

「そうかあ…」

 

ちょっと、占い師的な。

 

いやいや、もちろん、直観だけでなく「ツマ」に相談もしますよ。

します、します。

 

でも、やはり最終決定は「ツマの直観」であることが多い。

 

「よく吟味する」

 

ということは、大切なことだ。

何事においても。

 

でも、考えすぎると、物事の本質からズレ始めたり、

「考えること」自体が目的になってしまったりする。

 

だからボクは、時々は「直観」に頼るように努めているのだ。

 

直観はおもしろい。

もちろん、人それぞれ違う。

 

世の中の「常識」とも異なったりする。

 

でも、「常識」や「きまりごと」は強い拘束力を持っているので、

みずみずしい「直観」を、時に鈍らせるのだ。

 

日本は、特にそういう文化かもしれない。

みんなと同じが良しとされ、右に倣えと教えられる。

 

もちろん、何事も一長一短で、良い部分もあるのは間違いない。

 

ただ、「個性」が生きにくい文化だなとは思う。

 

「直観」は「個性」とも取れるような気がしている。

 

「みんなはそう言うけど、わたしは何となくこう思う」

「ああしろって言われるけど、ぼくは何となくこうしたいと思う」

 

みたいな気持ちが、しぼみやすい環境なのかもしれない。

大多数の意見や常識に、のみこまれてしまう。

 

「なんとなくこう思う」

 

というのは、一見、曖昧なようで、

その人の、人生のコンパスのようなものだとボクは思っている。

 

わざわざ、常識から外れたり、世の流れに抗うことはないが、

それが理由で自分の「直観」をつぶしてしまうのは、もったいない。

 

人と違っていい。

時には常識から外れてみてもいい。

世の中の流れから降りてみてもいいではないか。

 

「直観」は、

あなたが「本当にしたいこと」や、

あなたが「本当になりたいもの」を知っている。

 

色んな人の意見や経験を聞いたり、学んだりすることは大切だ。

 

でも、最終的に決めるのは、やはり「自分」なのである。

 

ボクは「直観」を信じる勇気を持ちたい。

それが例え、常識や世の中の流れと違っていても。

 

人の人生は、十人十色、千差万別。

ひとりひとりが、オリジナルなのだから。

 

今日も、「ウツボク」に来てくれてありがとうございます。

 

ツマがボクとの結婚を決めた理由も、もちろん「直観」だそうです。

 

「感じる」を育てる本 THE BOOK OF FIVE SENSES

「感じる」を育てる本 THE BOOK OF FIVE SENSES

  • 作者: レイチェル・イザドラ
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2018/11/19
  • メディア: Kindle版
  • この商品を含むブログを見る